2017年3月22日水曜日

[Puredata]Noise Gate


Noise_Gate_v3.zip
Noise Gateのバージョンアップを行いました。



はじめから作り直したら、かなり大きなパッチになってしまった!

[変更箇所]
ロングサスティンを弾いた時に不自然に音が途切れるところを修正。
音の立ち上がりが不自然だった事を修正。
ロングサスティンを弾いたときに目立つホワイトノイズを軽減するよう修正。

今回のノイズゲートに関する解説はこちら




******以下、旧バージョンの記事*******

何のひねりもない記事ですが、Noise Gateを作りました。
Djentかシンセサウンドかと思うくらい恐ろしくノイズをカットして使いづらいかもしれません。。

Youtubeでも動画上げてますが、、
Noise Gateくらいならsmlibのthresholdオブジェクトを使わなくてもできます!





NoiseGate.zip
動画をアップロードしました。

Signalトグルは操作用ではありません。
シグナルスタートしている間だけトグルがONになり、
シグナルオフの間だけトグルがOFFになります。
適宜、Thresholdを調整してください。
Decay Timeは音を緩やかにカットオフする際の時間です。

さて、SendとReturnでパッチが分かれています。
使い方は以下のように使ってください。

Sendパッチはadc~直下に置きます。
Returnパッチは歪み系パッチの直後、DelayやChorusの手前が良いでしょう。


Sendパッチの内容は以下の通り。
env~でシグナルをfloat化します。
dbtormsやその後の* 1000はReturnパッチのへの調整用で入れています。
思いっきりenv~の値を大きくして弾いている間の音は後々のclip~で無視できるようにします。


Returnパッチはこちらです。

"clip~ 0 5"は弾いてない0と~弾き始め?以上の5で振り切れるように調整のため入れています。
要は弾いてない~弾き始め位の微妙なラインでゲートのON・OFFの調整ができればいいのでこういった設定になっています。
後は音量の0と1、適宜Decay Timeを設定しPackしたMessageを
bangでvline~に送るだけです。

これでシグナルのスタートとエンドを検出できます。
これを応用するなら、ギターでラン奏法している間はワウが開いて、
弾ききったらワウが閉じるといった変則オートワウもできると思います。

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