2017年2月26日日曜日

[機材]LM386 Amp[自作]

自作する人には定番のアンプ、LM386 Ampです。
これが初めて自分で作ったエフェクター?になります。

スピーカーと一体のコンボアンプにはせず、
手のひらサイズのアンプヘッドとしました。
ケースはケチってプラスチックケースにしていますが
シャーシアース無くてもLM386がローノイズなので問題ありません。
この程度のものでも、初めてののPoint To Pointハンダ付けで苦戦した覚えがあります。
ちなみに我が家では後継機のLM386アンプヘッドである
[機材]Noisy Criket Amp[自作]となり、現在は部品取り用で残っている運命です。



LM386パワーアンプICが使われているものといえば
スモーキーアンプが有名です。



回路図についてはこのあたりのサイト様が国内だと有名。
自作・オリジナルのギターアンプ製作!THE386アンプ

上記サイト様謹製の動画。
ウチのも似たような音がしますが、
こいつの自作で重要なのはスピーカーと箱です!

もしこれから作成しようと思っている方に向けてのアドバイスをば。
スピーカーのチョイスは
4~8Ωで出力1W~2W程度でできるだけ口径の小さいものを選んでください。
秋月あたりでよく売っている電子工作実験用のスピーカー
(3㎝くらいの口径・コーンがビニール製で1/2W程度のやつ)
だとスピーカーが飛ぶかもしれません。
また、100均ショップで売っているスピーカーは16Ωが多いのですが
音量が下がって物足りないかもしれません。
6cm~8cm程度の大きな口径・4W以上のスピーカーはクリーン・クランチがいい感じですが
明らかにゲイン不足です。
小さなスピーカーで音割れも含めたファズサウンドを狙ってみましょう。

また、箱が重要で、段ボールや厚手の紙もしくは木の箱に入れてください。
やっぱり材質が木製のほうが温かみがあってよろしい。

これだけ守ると良い意味でスピーカーの音の割れた、
箱鳴りするファズサウンドが得られます。

※発振が起こる場合はLM386のアプリケーションノートの回路図後半にコンデンサと抵抗をGNDに接続するアドバイスがあるのでやってみてください。
これで大抵発振は止まります。

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